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2018/06/13

歯とジュースの関係

Tweet ThisSend to Facebook | by 事務局
 近年、スマートフォンの普及により、インターネットのニュースを見る機会が増えています。歯に関連する記事も目にすることがあります。その中に甘い炭酸ジュースが歯を溶すというものがありました。
 歯は口の中のpHの変化によって成り立っていると言っても過言ではありません。pH5.5が境界で、それよりも低くなる(酸性になる)と歯のカルシウムなどが溶け出す「脱灰」が始まり、高くなる(アルカリ性になる)と唾液中に含まれるカルシウムなどを歯に取り込む「再石灰化」が進んでいきます。む歯菌は自分のエネルギーを得るために砂糖を分解しますが、そのときに酸を作ってしまいます。それに加えてプラークという白い膜のようなものも作ってしまうため、その中のpHが下がり、歯が溶かされるといった状態になっていきます。歯磨きはそのプラークを除去するという目的で大切になります。
 甘い炭酸ジュースはそれ自体が酸性です。そのため、飲んだ時に一時的にpHが下がって脱灰が始まり、その後、唾液により徐々にpHが戻り、5.5を超えると再石灰化が始まります。このように脱灰と再石灰化が繰り返されることで歯は維持されていきますが、このpH5.5を超える前、または超えて間もないうちに再びジュースを飲んだ場合、十分な再石灰化が始まる前にpHが下がり、脱灰ばかりになってしまいます。それがいわゆる「歯を溶かす」状態です。そうならないためには、飲んだ後は水やお茶で洗い流す、キシ リトールガムをかむなどして唾液がたくさん出るようにするといった対処、そして第一にジュースのだらだら飲みをしないことが大切になります。
 徐々に寒くなり、夏のように飲み物を多く口にする時期ではないですが、暖房器具などによる隠れ脱水もあり、保水のためにスポーツドリンクを飲むこともあると思います。しかし、市販のスポーツドリンクも砂糖が含まれるpHの低い飲み物です。歯を大切にするためにだらだら飲みをせず、飲んだら水で洗口をしたり、お茶で洗い流したりすることをおすすめします。

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