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2014年4月の記事一覧
はつらつ高齢者の8020カムカムインタビュー
●はつらつ高齢者の8020カムカムインタビュー●
食べる幸せ 健康で暮らせる幸せ
平成25 年11 月10 日(日)、岐阜県歯科医師会館にて行われた「第21 回歯と健康の県民フォーラム」にて「公益財団法人8020 推進財団理事長賞表彰」を受賞した58 名の高齢者を代表して3 名の方にその秘訣等、お話を伺いました。食べる幸せ 健康で暮らせる幸せ
一枚の「かるた」から得たもの
土岐市在住の水野加代子さんは若いころの子どものかるた遊びに秘訣を得ました
まず一番手は土岐市在住の、とても若々しくお洒落な水野加代子さんです。なんと親知らず含め32本の歯を誇る水野さんは、その秘訣を若いころ保育園に通うお子様とのかるた遊びの「夜の食事はからだに迷惑」という1枚のふだの文句を実践したおかげだと語ってくださいました。
甘いもの、固いものが大好きな水野さんですが、毎年夜遅くの年越しそばは召し上がらないという徹底ぶりです。次代の方へのメッセージをお願いしたところ、「夜寝る前の歯みがきが大切!寝ている間は唾液が出にくいので」とのことでした。さすがよくご存じです。
6月「歯と口の健康週間」には必ず歯科医院へ
羽島市からお越しの岩田峯子さんは毎年の定期健診が決め手です
80歳を迎えられても、現役でお仕事! 規則正しい生活が健康の秘訣と言われるのは羽島市から越しの岩田峯子さん。
毎朝6時起床後、ラジオ体操をし、午前中は自営のガソリンスタンドの事務をされています。「PCに向かう仕事が多くとても楽しい」と、バリバリ仕事をされている姿が目に浮かびます。午後は自分の自由な時間で、もう11年ものスポーツジム通いが日課だそうです。
早寝早起き、朝・昼・晩と丁寧に歯磨き、6月には必ず定期健診に行かれるそうです。「この時期は歯医者さんも混むので早目に予約しますよ」と語ってくださいました。
夫婦で8020
「朝晩の時間をかけた歯磨きと、仕上げは糸ようじ」と語るのは加茂の松村昭平さん
昭和8年生まれ。運送業を退職され、60歳からの畑仕事や木の剪定が楽しくて仕方がない加茂郡の松村昭平さん。夕飯は6時にすませ、その後は何も召し上がらないとのこと。
朝・晩必ず時間をかけて歯を磨き、「糸ようじも使うよ」とニッコリ。歯磨きのコツはこれだそうで、健診は年に2回必ず行かれます。背筋が伸び、やはりここからもきちんとされてみえる様子が手に取れるようです。
「来年は妻も80歳になるので、またこの受賞式に来るのが楽しみ」と、はにかみながら、目が輝いてみえました。ご夫婦でいつまでも健康で、と思わず声を掛けさせていただきました。
短いインタビューでしたが、皆さん笑顔で力強い言葉をいただきました。いつまでも、お元気で!
ありがとうございました。
(岐阜県歯科医師会 広報委員会 竹内佳人)