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2017/05/01

小児の歯牙外傷について

Tweet ThisSend to Facebook | by 事務局

 子どもが歯をぶつけた!そんな時あなたはどうしますか?自転車で転んでしまったり、ボールがぶつかったり……生活しているとさまざまなトラブルに遭遇します。こういった場合、上の前歯に強い衝撃を受けることがあります。衝撃を受けると歯は「破折」もしくは「脱臼」することがあります。
 「破折」はその名の通り歯が欠ける、折れることをいいます。小さく欠けてしまった場合は歯科用の詰め物で治すだけで済みますが、大きく欠けた場合は被せ物を入れたり、中にある神経の治療が必要になります。
 「脱臼」とは歯が完全に抜けてしまう「完全脱臼」と、歯が揺れる・位置がずれる「亜脱臼」があります。「完全脱臼」した歯は時間が経つと元に戻せなくなりますが抜けた直後であれば元に戻せる可能性があります。目安は受傷後2時間以内です。
 ただし、この際に気をつけなければいけないことがあります。それは「抜けてしまった歯の保存の仕方」です。抜けた歯の根の周りには「歯根膜」と言われる膜が残っています。なんとか歯に付いた汚れやバイ菌をきれいにしようと、ゴシゴシ洗い流してしまう人がいますが、その膜が残っていることで歯が元通りになる可能性があるので軽く汚れを落とす程度にしてください。
 どうやって持っていくかですが、乾燥しても歯根膜はやられてしまうので「お口に入れたまま病院に行く」「牛乳やコンタクトの保存液に入れて持っていく」ようにして、すぐに受診することが大切です。
 「亜脱臼」した歯の場合は、揺れる歯を歯科用の接着剤やワイヤーで固定します。固定することで傷や周囲の炎症が回復するのを待ちます(骨折した場合のギブスと似ています)。
 また、周囲を清潔にすることも重要です。うがい薬を使いながら、柔らかい歯ブラシで磨きましょう。歯の神経が炎症を起こすこともあるので、極端に熱いものや冷たいものを避け、その周りを安静にしてください。数週間で固定が外れるくらい回復しますが、歯の神経が死んでいる場合もあり、後々、歯が黒く変色してくることがあるので定期的に検診を受けることが必要です。
 歯をぶつけた際、あごや唇など歯の周りの組織も傷を負うことがあります。唇や頬、歯茎の周りは直接目で診て処置ができますが、あごは直接診ることができません。あごは身体の成長や脳の発達においてとても重要なので、レントゲンで傷がないか、折れていないか確認する必要があります。
 小児の歯牙外傷は成長において重要な影響を及ぼすことがあります。このような場合には慌てず、お近くのかかりつけ歯科医院を受診しましょう。


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