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2014/11/17

糖尿病と歯周病(歯槽膿漏)

Tweet ThisSend to Facebook | by:事務局
 糖尿病と歯周病は代表的な生活習慣病です。糖尿病は喫煙とならんで歯周病の2大危険因子であり、一方、歯周病は3大合併症といわれる糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害についで6番目の合併症といわれ、両者は密接な相互関係にあります。しかし、慢性炎症としての歯周病をコントロールすることで、糖尿病のコントロール状態が改善する可能性があるとされています。
 歯周病になる根本的な原因は歯垢(プラーク)です。正しいブラッシングで口の中を清潔に保っていれば歯周病になるリスクはかなり低くなりますが、体の病気が原因で歯周病になりやすくなったり、治りづらくなる可能性もあります。風邪をひいたり、疲労困憊(こんぱい)、ストレスがたまっていると抵抗力が落ち、口の中も歯周病菌に対する抵抗力が下がり歯周病になりやすい。また病気になっていなくても歳を重ねると身体の抵抗力が低下していくため、高齢者ほど歯周病になりやすく、歯周病を治すことが難しくなります。
 では、糖尿病と歯周病の関係はどうなっているのでしょう?
 糖尿病になると体の抵抗力が低下し、さまざまな合併症が起こり、「抵抗力が下がる→細菌に感染しやすい→歯周組織が歯周病菌に侵されやすい」と歯周病になりやすく、歯周病になると治りにくくなるのです。
 さらに糖尿病になると唾液の分泌量が減少し、唾液が少なくなることは、口の中の細菌を洗いながす作用が弱くなり、糖尿病による白血球機能低下(細菌を食べてしまう機能の低下)のため細菌数が増加し、歯周病になりやすく、治りづらくなってしまうのです。
 歯周病が全身に多くの影響を与えることは昨今の研究で明らかになってきています。
 誤嚥(ごえん)性肺炎の原因となる細菌の多くは歯周病菌であるといわれており、誤嚥性肺炎の予防には歯周病のコントロールが重要になります。閉経後の骨粗しょう症の患者さんにおいて、歯周病が進行しやすい原因として最も重要と考えられているのがエストロゲンの欠乏といわれています。エストロゲンの分泌減少で骨がもろくなると歯を支える骨ももろくなります。また歯周ポケット内で炎症を引き起こす物質が作られ歯周病の進行が加速するといわれています。また詳しいメカニズムは解明されていませんが、歯周病病巣から放出されるLSP(歯周病菌由来の毒素)やTNFαは脂肪組織や肝臓のインスリン抵抗性を増加させ、血糖値を上昇させます。重度歯周病患者では血中CRP値が上昇し、動脈硬化や心筋梗塞のリスク亢進と密接に関与すると考えられています。
 毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し歯周病を予防することが全身の生活習慣病を予
防することにもつながります。


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